U プロセスには、以下の 7 つのリーダーシップ能力が必要です。

1. 聴くことで場をホールドする力
Uの基盤となる能力は聴く力です。他者を聴くことであり、自分自身を聴くことです。そして集団から現れるものを聴くことです。効果的な「聴く」は誰もが全体性に貢献できる開かれた場を創ることが欠かせません。

2. 観る力
頭の中の推定から真に観察することに移行する上で評価判断の声(Voice of judgment)を保留する能力は必須です。

3. 感じ取る力
プレゼンシングにたどり着くための能力として、3つが必要です。開かれた思考、開かれた心、そして開かれた意志です。この開いていくプロセスは集団としての能動的な「感じ取る(sensing)」という行為から起こります。開かれた心によって全体性から置かれた状況を見ることができるようになり、開かれた意志によって出現する全体性から行動することができるようになります。

4. プレゼンシングする力
自身の最も深い源につながる能力によって未来はある部分的な関心からではなく全体性から現れるようになります。 5. 結晶化する力小さなグループがプロジェクトの目的と結果にコミットするとき、意図の力が人、機会、リソースをひきつけるエネルギーの磁場を生み出し、それが現実をつくっていきます。そのコアグループが全体性が宿る器として機能するのです。

6. プロトタイプをつくる力
Uの左側を下りるには思考、感情、意志を開きその抵抗に対処することが求められます。Uの右側を上るときは思考、感情、意志の統合が実践と行動と学習を通して必要となります。

7. 実践する力
テーマとなっている現実的課題の部分を担う現場の適切な人たちを集め、社会テクノロジーを使って議論というレベルから新たなものへの共創造へと転換する必要があります。

このリーダーシップ能力はこれからの時代を生きる上で必要な力に直結している。という仮説から、共に自分と自分のいる世界に変化を起こす力を高めながら社会に変化をおこしていくコミュニティーをつくろう。その中であるべき教育の在り方を模索しよう!という意図を共有したコアグループができ、数か月にわたる共創造(コークリエイティング)のプロセス(U理論P510-参照)を実践し、プロトタイプとなる場、未来を創る学校を生み出し、進化させていきます。随時仲間大募集中です!

詳細は、未来を創る学校ホームページ