書籍紹介

シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ

「心から望む夢に一歩踏み出すとき、「奇跡」は起こり始める」
ジョセフ・ジャウォースキー (著), 金井壽宏 (監修), 野津智子 (翻訳)
「リーダーになりたかったわけじゃない。 ただ、夢の実現を強く望んだだけだ」

書籍U理論で序文を書いているMITスローンスクールのピーター・センゲが生み出した「学習する組織」という領域を知る上で最初に読むことをお勧めするチェンジエージェント必読本です。変化を生み出し、学ぶことで進化し続ける組織に必要な学習能力が提示されています。

まずは複雑性を理解するためのシステム思考、アスピレーションとなる個人ビジョンと共有ビジョン、そして内省的コミュニケーションであるダイアログとメンタルモデルです。そのどれもが組織やシステムの中で望ましい変化をもたらす上で欠かせない能力として捉えられています。

シンクロニシティ

最強組織の法則 新時代のチームワークとは何か

新時代のチームワーク形成の本質を解く
ピーター・M. センゲ (著), Peter M. Senge (原著), 守部 信之 (翻訳)
音を立てて崩れ去る日本の「経営神話」。終身雇用制も崩れつつある中、チームの問い直しに迫られる日本企業の道は、自らが学習機能を持った「ラーニング・オーガニゼーション」となる他にはない。

書籍U理論で序文を書いているMITスローンスクールのピーター・センゲが生み出した「学習する組織」という領域を知る上で最初に読むことをお勧めするチェンジエージェント必読本です。

変化を生み出し、学ぶことで進化し続ける組織に必要な学習能力が提示されています。まずは複雑性を理解するためのシステム思考、アスピレーションとなる個人ビジョンと共有ビジョン、そして内省的コミュニケーションであるダイアログとメンタルモデルです。そのどれもが組織やシステムの中で望ましい変化をもたらす上で欠かせない能力として捉えられています。

最強組織の法則

ダイアローグ 対立から共生へ、議論から対話へ

「『愛があればすべてうまくいく』と言う人がいる。だが残念ながら、すべてを救う愛は存在しない。だから、もっと良い方法を考えなければならないんだ」
デヴィッド・ボーム (著), 金井真弓 (翻訳)
「対話の目的は、物事の分析ではなく、議論に勝つことでも意見を交換することでもない。いわば、あなたの意見を目の前に掲げて、それを見ることなのである」

日本語ではダイアログは対話と訳されたりしますが、ダイアログの語源はギリシャ語のdialogosからきており、 diaは通りぬける(through)、logosは意味、つまりダイアログは私たちの中、そして間を「流れている意味」を指す言葉です。

今世紀有数の量子物理学者であり思想家であったデヴィッド・ボームは共有された意味こそが社会と文化の基盤であり、個人と集団の意識の転換はこのダイアログのプロセスを通してもたらされると述べています。全体から聴き、感じ取るUの左側を体験するのに欠かせない素晴らしい本です。

ダイアログ

未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術

どうすれば私たちは変われるのだろう?
アダム・カヘン (著), Adam Kahane (著), 由佐 美加子 (監修), 東出 顕子 (翻訳)
リーダーシップ、組織開発、マネジメント、コーチングなど、多分野で関心が高まる ほんとうに有効な「変化の起こし方」とは? 伝説のチェンジ・エージェントからのメッセージ。

U理論をチェンジラボという実際の実践プロセスにして各国でファシリテーションしているアダム・カヘン2冊目の著書です。

世界のさまざまな変革プロジェクトに携わる体験を、成功も失敗もあるがままのストーリーとして本の中でリアルに語られています。

その体験を通して独自に見出した普遍的な本質をPower and Loveという言葉で表現し、自己実現しようとするpowerと分断されたもののつながりを復興しようとするloveのバランスをとっていくことが持続的な変化をもたらすカギであると説いています。

未来を変える為にほんとうに必要なこと

我と汝・対話

世界は人間のとる態度によって〈われ‐なんじ〉〈われ‐それ〉の二つとなる。
マルティン・ブーバー (著), 植田 重雄 (翻訳)
孤高の宗教哲学者ブーバーによれば、世界は人間のとる態度によって〈われ‐なんじ〉〈われ‐それ〉の二つとなる。現代文明の危機は後者の途方もない支配の結果であって、〈われ〉と〈なんじ〉の全人格的な呼びかけと出会いを通じて人間の全き回復が可能となる。対話的思惟の重要性を通じて人間の在り方を根元的に問うた主著二篇。

U理論の中でオットー・シャーマー博士は「自己は一つではなく、二つである」と言及しています。

彼の思想に少なからず影響を与えていると思われるこの著作に触れることで、「二つの自己」についての探究が深まると思います。『知識』を得るために読むのではなく、『観る』力をつけるために読んでいただきたい一作です。

我と汝
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